テクノカット
散髪に行ってきました。月曜日だから休みかと思ったんだけど祝日は営業してました。
私は「散髪に行く」というんだけど、我が家では私以外はそういわないんです。「髪切りに行く」っていうんですよね。
なんでやろなあと常々思ってたんだけど、彼らは美容院にいくからなんですね。美容院に散髪に行くとはいわないもんね。
あともう一個気づいたことが。散髪してるといつも「もみあげどうしますか?普通にしますか?」と聞かれるんです。みなさんこの場合どう答えていますか?
「普通にしますか?」と聞かれてYesと答えれば、きっと普通にしてくれるんでしょうね?
で、「普通にしますか?」と聞かれて、Noと答えればどうなるんでしょう?普通の反対であれば普通じゃないってことですよね?普通じゃないもみあげって…!?
私の知識の中で「普通じゃない」もみあげって、テクノカットしかありません。高校時代もみあげをテクノにしてたら頭髪検査通りませんでしたから。(頭髪検査につきましては後日かきます)
その答えが今日はじめてわかりました。「普通にしますか?」はYes or Noで答える問題ではなくて、「普通にしますか?もしくは自然にしますか?」だったんです!
おそらく今までも耳に入ってたんでしょうけど、普通と自然って同じような意味かなと思って違いに気づいていなかったんでしょう。
つまり、普通とはもみあげを横に切る、自然はもみあげにハサミを入れてないような自然な感じにする、ということのようです。(違いますか??(^^;;)
いやいや、人生勉強ですな(^^;;
■
無垢の木でとスパイスのハーモニー。自然の彩りの美しさ。
見学時にスタッフ小川くんがご対応させていただいたのですが、あとで聞いた話、小物入れをつくりたいとのことですと。
男性では珍しいね〜、なんて話していたのですが。
教室の一日体験ワークショップでも小物入れはあります。が、ご自身のサイズで作りたいとのことです。
1日体験 ワークショップ ROOMAS
ご入会され、作り始めることに。初めはひのきで小さなものを。2回目はブナで大きなものを制作。
それぞれ、使う道具を手加工、機械加工といろいろ挑戦しながら進めて行きます。
一をお伝えしたら、十を御理解いただける方。手際よくこなしていきます。
スタッフも周りの会員様も、何が入るんだろうね〜と話しながら、できたものがこちら。
鮮やか!ブナの落ち着いた木目がより一層食材を引き立てています。こんな使い方があったんだ〜!なるほど。
マス目を増やし過ぎて、「入れるスパイスがかぶっちゃった。笑」と御本人。
こんなディスプレイがカフェやカレー屋さんにあったら、待ち時間でも雑誌よりも目を楽しませてくれますよね!
これだけの厚みがあるのも、実は下に乾燥剤が入っているから。完成した後のことも考えしっかり設計。
さすがです!
なんでも、完成後、別の会員様から、お代を払うので私のも作って!とお願いされたのだとか。
(アルブルはあくまで木工教室、会員様同士のそういったやりとりも大歓迎ですよ!)
既成品を買うのでなく、自分でつくってみる!でも、技術やセンスにお金を支払う。
理解した上で、どれだけの手間がかかっているのか、だからこれくらいの代金がかかる。
と知った上での買い物は、木工に限らず、何に関しても素敵な文化です!
アルブルにも飾りたいなぁと思うような素敵な作品。
また素敵な会員様が一人増えられました!
ちょっと特殊な加工の1日
ちょっと特殊な加工つづきの1日!
月曜日、たくさんの生徒さまにお越しいただきました!お通いになられる生徒さまも、やはり自分で作るなら。とこだわりをたくさんお持ちです。今日はそんな特殊な加工から頭を使うことが多かったです。
※カメラの設定を間違え画像が暗くてすみません!
今日からお通いになられた女性。ご自身でハープを作りたい!とのことで、今日はサンプルを見ながら図面を書いていきます。弦の数や感覚、テンションのことを考えながら…..
ハープって、シンプルで、合理的な形ですね!みとれてしまいます。
いつも子供に人気の小川先生。2.5時間のカッティングボードづくりワークショップ体験です。この園児が、「自分から電動糸鋸をつかってみたい!」とママにおねだりしたそうです。うれしいことですよね!水族館のお魚がとてもすきで、カッティングボードもジンベエザメの形に切り抜きました。そのあとママと一緒にサンディングしてオイル塗装。レーザー加工もしました!
うれしそうにぱしゃり。とても活発で鼻歌交じりに作ってる姿がかわいかったなぁ。
作るものがオリジナリティあふれ、生徒様からも人気のKさんは寄木スツール。色の異なる木をサイコロ状にカットし接着剤だけで組み立てる椅子です。
並ぶと綺麗ですね!このあとのオイル塗装でもっと綺麗になりますよ〜
Kさんのつくる作品はこちら
こちらのTさんはステンドグラスを自宅で自作。アルブルでは大きなショーケースをつくっていて、その全面部の扉の木枠をつくり、今日はそこにステンドグラスをいれてみました。
Tさんのステンドグラスはいつも、華美すぎず、おちついた気品があります〜。僕らの教室の家具にもいれてみたく、発注しちゃいました。いまから楽しみです〜
Tさんの過去の作品はこちら。
他にもテーブル天板をヘリンボーン柄で作る方など、たくさん頭をつかいました!
日が長くなり、教室が終わった後も、夕日をみながらほどよい疲れですよね。きっと来られる方も。いい気候、ものづくりを楽しんでいきましょう〜な椅子ができました!
全て木の本来の色。はぎ合わせでつくる黒鍵白鍵のハーモニー
はぎあわせるなら木の模様は自由。ウォルナットとタモでできた、弾きたくなるようなピアノスツール。
天板はぽってりと厚めに作られています。
足本体は強度をもたせるよう、幕板の構造。
足を直接4本刺す形を希望されていましたが、はぎ合わせの強度を考え、幕板構造にすることをお勧め。
ちょっと手間がかかりましたが、そのぶん丈夫な椅子ができました!